トラックで最終処分場より運ばれてきた、解体材のごく一部である彼らは、再生への道を歩むことになる。材料のほとんどは、主要構造材であり、すべて50年以上の成木である。4トントラック1台での材積は、約8〜9立方メートル程度である。
高圧洗浄器で、解体の際に付着した砂、泥等を洗い落とす。また、表面の汚れを落とすことによりクギ等を発見しやすくなる。
クギを抜き、金物等を外す。
最終的に、金属探知機でクギを確認する。肉眼では、腐ってクギ頭が折れたものは、まず発見できない。この作業をきっちりやっておかないと、そのクギ1本で、帯鋸の刃が欠け使えなくなるからである。
探知機に反応してもクギは見えない。腐って折れている。ノミでその廻りを掘り、ペンチで引き抜く以外に手はないのである。そのような手間をかければかけるほど、材に対する愛情は深まり、材料も素晴らしい木肌を見せてくれる。